お金の稼ぎ方には4つのパターンがある

お金と仕事
安江一勢
27歳で税理士をしています!

20代に向けて「お金の本」を執筆したり、幸せになるお金の知識を伝えたりしています!

 

あなたにとって、お金を稼ぐとは、どんなことを言いますか?

「会社へ行って働くこと?」

「何かの物を売ること?」

「自分の時間を渡すこと?」

 

いろいろとありますよね。

でも、大体の方が、「会社へ行って働くこと」がお金を稼ぐことだと思っているのでは無いでしょうか?

 

朝起きて、会社へ行って、与えられた仕事をして、決められた日に給料が入る。

これが「お金を稼ぐこと」だと。

 

実は、これ、お金の稼ぎ方の1パターンでしかありません。

 

お金の稼ぎ方には4つのパターンがある

義務教育を終えて、高校や大学へ行った後、就職活動。

そのまま、会社員となり、仕事をしていくことが一般的では無いかと思います。

 

小さい時から、明確な夢があり、その世界へ進んだ人や、親が事業をしているとかでなければ、ほとんどが会社員として、社会人をスタートさせます。

この時、私たちのお金を稼ぐ方法というのは、会社で仕事を行うことです。

8時間を週5日働いて、月○○円といった風に。

少し多めに稼ぎたかったら、残業をするか、といったこともあるかもしれません。

 

何も知らなければ、時間を渡すことが、お金を稼ぐことだと、勘違いをしてしまいますが、冒頭でもお伝えした通り、この方法は、お金の稼ぎ方の一つのパターンでしかありません。

 

お金の稼ぎ方には、4つのパターンがあります。

1、時間を渡すことによって、得られるもの。

2、仕組みを創ることによって、得られるもの。

3、場を提供することによって、得られるもの

4、価値を提供することによって、得られるもの

 

ひとつずつ、解説をしていきます。

 

【1】自分が「時間」を渡すことによって得られるもの

まずは、「時間」です。

一般的に稼ぐと思われているパターンがこのパターンです。

自分が○時間働いたから、○円というもの。

学生時代のアルバイトなんかを思い浮かべると、分かりやすいかもしれません。

 

このパターンで稼ぐことを考えると、時給を高めるための方法であったり、時間を減らすことへの工夫が必要になります。

通常の人が10 時間かかる仕事を、5時間で終わらせることができれば、あなたはさらに5時間分違う仕事が出来ますよね。

すると、その分の収入は高まると考えられます。

 

ただし、時間には限りがあります。

そのため、変えられない与えられた時間の中で、いかに成果を出すかということが重要になり、ある程度の限界もあります。

 

さて、あなたの時給はいったい、いくらでしょうか?

もし、低すぎたり、自分の理想と違うのであれば、違う稼ぎ方も見てみましょう。

 

【2】自分が「仕組み」を創ることによって得られるもの

次が、仕組みによる稼ぎ方です。

投資家の人であったり、不動産を所有している人であったりと、お金が入ってくる仕組みを創ることによって、お金を稼ぐ方法です。

今、流行りのサブスクリプションサービスもこれに近いものがあります。

 

例えば、不動産投資の場合には、あなたが不動産を購入することによって、その不動産が毎月家賃収入を稼いでくれます。

この不動産は、あなたが働く時間に関係なく、お金を稼ぎ、あなたのもとへと運んでくれます。

もちろん、購入した時の資金や、借金の返済などがあるので、稼いだ金額が丸々お財布に入るわけでは無いですが、ポイントとしては「働く時間に関係なく」という点です。

 

その不動産がある限り、入居者がいる限り、あなたはお金を稼ぎ続けます。

とてもラクそうですよね。いわゆる不労所得です。

 

これは、あなたが不動産というもので、お金を稼ぐ「仕組み」を創ったからこそ、稼ぐことが出来ています。

時間ではなく、仕組みでお金を得るパターンです。

 

ただし、先ほど、ラクそうとは言いましたが、決してラクではありません。

その仕組みを創ることには、膨大な時間と膨大な知識が必要です。

仕組みが大きければ大きいほど、リスクも伴います。

 

場合によっては、【1】の時間を提供することによる稼ぎ方よりも、1時間当たりのお金が少なくなってしまうことだって、考えられます。

仕組みを創ることが上手な人は、このパターンによる稼ぎ方も良いかもしれませんね。

 

【3】自分が「場」を提供することによって得られるもの

3つ目はあなたが「場」を提供することによって、稼ぐ方法です。

 

例えば、カフェ。

カフェで売っているコーヒーは決して安いものではありません。

500円から1000円くらいはするでしょう。

コンビニで買えば、100円ですし、自分で淹れれば、もっと安く済みます。

 

では、なぜ、私たちは、カフェへ行くのでしょうか?

 

それは、あのカフェという場所にお金を払っているからです。

 

集中して読書がしたい、ゆっくり安らぎたい、デートの合間に休憩をしたいなど。

カフェという空間に場所にお金を払っています。

 

カフェ側からすれば、そんな場所を提供していることにより、お金を稼いでいると言えるでしょう。

もちろん、コーヒーが美味しくて、そのコーヒーでお金を稼いでいるという側面もありますが、この「場」という部分も大きなウエイトを占めることでしょう。

 

また、この「場」の代表格といえば、コミュニティやオンラインサロンです。

人と人とが集まる「場」には、やはり、大きな価値があります。

 

楽しいことができる、自分の気分が上がる、スキルが上がる、人脈が広がる。

そのようなさまざまなことが得られる場所に対して、私たちはお金を払います。

 

コミュニティ運営者は、会員やメンバーから、場を提供することによって、お金を稼ぎ、それによって、さらにコミュニティを過ごしやすい場所へと磨いていく。

 

小さな飲み会でも、合コンでも、フットサルチームでも。

人と人とが集まる場所を提供することによる稼ぎ方も、そんなことをすることが得意な人にとっては、理想的な稼ぎ方と言えるでしょう。

 

【4】自分が「価値」を渡すことによって得られるもの

最後は、「価値」です。

 

これは、実は、【1】〜【3】と掛け合わせることで、さらに多く稼ぐことが出来たりもします。

また、誰にでも、できる。そんな方法です。

 

私たちは、基本的に、「価値」に対して、お金を払います。

 

お腹が空いたから外食をするというよりも、ご飯を作ることが面倒だから、美味しいものが食べたいから、外食をします。

そんな「価値」に対して、お金を払っているのです。

 

 

この稼ぎ方は、会社員の人も、例外ではありません。

・あなたからだから、この商品を買いました!

・あなたがやっているお店だから、来ました!

・あなたのプレゼンが素晴らしかったから、契約をしました!

など、時間ではなく、あなたの何らかの価値によって、お金を稼ぐということもよくある話です。

 

事業を自分で興している方は、この価値を提供する稼ぎ方でないといけません。

時間を売っているだけならば、お客様は、すぐに安い方へと流れてしまいますから。

やはり、価値を渡すことによって、お金を稼ぐ必要があります。

 

先ほどの【3】のパターンのカフェの場合での、コーヒーなんかも、価値の提供ですよね。

美味しいコーヒーというものに価値を付けて、お客様に対して、価値を渡しています。

 

あなたが、他の人に渡せる価値は何ですか?

それが大きければ大きいほど、貴重であればあるほど、世の人に求められるほど。

あなたのもとにお金が集まることでしょう。

 

どんな人であっても、まずは、この価値を渡す稼ぎ方を目指してみましょう。

 

あなたはどの稼ぎ方が好きですか?

このように、4つの稼ぎ方について、お伝えを致しました。

 

これは、どれが良いとか、どれが悪いとかはありません。

ただ、人によって、向き不向きはあります。

 

あなた自身が向いていそうだな、楽しそうだなと思える稼ぎ方で、しっかりと稼いで、欲しい分のお金を得てくださいね。

 

私がお勧めするのは、断然【4】の稼ぎ方です。

【4】の方法で稼ぐことができれば、【1】〜【3】への方法へ掛け合わせることも出来ますから。

 

また、どれかではなく、どれもという選択肢もこれからの時代においては、重要かもしれませんね。

お金を稼ぐ方法は、いくつ持っていても損はしませんから!

 

まずは、それぞれの稼ぐ世界を見てみて、良いなと思う方法を磨いていってくださいね。

 

 

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