あなたにとって、お金を稼ぐとは、どんなことを言いますか?
「会社へ行って働くこと?」
「何かの物を売ること?」
「自分の時間を渡すこと?」
いろいろとありますよね。
でも、大体の方が、「会社へ行って働くこと」がお金を稼ぐことだと思っているのでは無いでしょうか?
朝起きて、会社へ行って、与えられた仕事をして、決められた日に給料が入る。
これが「お金を稼ぐこと」だと。
実は、これ、お金の稼ぎ方の1パターンでしかありません。
お金の稼ぎ方には4つのパターンがある
義務教育を終えて、高校や大学へ行った後、就職活動。
そのまま、会社員となり、仕事をしていくことが一般的では無いかと思います。
小さい時から、明確な夢があり、その世界へ進んだ人や、親が事業をしているとかでなければ、ほとんどが会社員として、社会人をスタートさせます。
この時、私たちのお金を稼ぐ方法というのは、会社で仕事を行うことです。
8時間を週5日働いて、月○○円といった風に。
少し多めに稼ぎたかったら、残業をするか、といったこともあるかもしれません。
何も知らなければ、時間を渡すことが、お金を稼ぐことだと、勘違いをしてしまいますが、冒頭でもお伝えした通り、この方法は、お金の稼ぎ方の一つのパターンでしかありません。
お金の稼ぎ方には、4つのパターンがあります。
1、時間を渡すことによって、得られるもの。
2、仕組みを創ることによって、得られるもの。
3、場を提供することによって、得られるもの
4、価値を提供することによって、得られるもの
ひとつずつ、解説をしていきます。
【1】自分が「時間」を渡すことによって得られるもの
まずは、「時間」です。
一般的に稼ぐと思われているパターンがこのパターンです。
自分が○時間働いたから、○円というもの。
学生時代のアルバイトなんかを思い浮かべると、分かりやすいかもしれません。
このパターンで稼ぐことを考えると、時給を高めるための方法であったり、時間を減らすことへの工夫が必要になります。
通常の人が10 時間かかる仕事を、5時間で終わらせることができれば、あなたはさらに5時間分違う仕事が出来ますよね。
すると、その分の収入は高まると考えられます。
ただし、時間には限りがあります。
そのため、変えられない与えられた時間の中で、いかに成果を出すかということが重要になり、ある程度の限界もあります。
さて、あなたの時給はいったい、いくらでしょうか?
もし、低すぎたり、自分の理想と違うのであれば、違う稼ぎ方も見てみましょう。
【2】自分が「仕組み」を創ることによって得られるもの
次が、仕組みによる稼ぎ方です。
投資家の人であったり、不動産を所有している人であったりと、お金が入ってくる仕組みを創ることによって、お金を稼ぐ方法です。
今、流行りのサブスクリプションサービスもこれに近いものがあります。
例えば、不動産投資の場合には、あなたが不動産を購入することによって、その不動産が毎月家賃収入を稼いでくれます。
この不動産は、あなたが働く時間に関係なく、お金を稼ぎ、あなたのもとへと運んでくれます。
もちろん、購入した時の資金や、借金の返済などがあるので、稼いだ金額が丸々お財布に入るわけでは無いですが、ポイントとしては「働く時間に関係なく」という点です。
その不動産がある限り、入居者がいる限り、あなたはお金を稼ぎ続けます。
とてもラクそうですよね。いわゆる不労所得です。
これは、あなたが不動産というもので、お金を稼ぐ「仕組み」を創ったからこそ、稼ぐことが出来ています。
時間ではなく、仕組みでお金を得るパターンです。
ただし、先ほど、ラクそうとは言いましたが、決してラクではありません。
その仕組みを創ることには、膨大な時間と膨大な知識が必要です。
仕組みが大きければ大きいほど、リスクも伴います。
場合によっては、【1】の時間を提供することによる稼ぎ方よりも、1時間当たりのお金が少なくなってしまうことだって、考えられます。
仕組みを創ることが上手な人は、このパターンによる稼ぎ方も良いかもしれませんね。
【3】自分が「場」を提供することによって得られるもの
3つ目はあなたが「場」を提供することによって、稼ぐ方法です。
例えば、カフェ。
カフェで売っているコーヒーは決して安いものではありません。
500円から1000円くらいはするでしょう。
コンビニで買えば、100円ですし、自分で淹れれば、もっと安く済みます。
では、なぜ、私たちは、カフェへ行くのでしょうか?
それは、あのカフェという場所にお金を払っているからです。
集中して読書がしたい、ゆっくり安らぎたい、デートの合間に休憩をしたいなど。
カフェという空間に場所にお金を払っています。
カフェ側からすれば、そんな場所を提供していることにより、お金を稼いでいると言えるでしょう。
もちろん、コーヒーが美味しくて、そのコーヒーでお金を稼いでいるという側面もありますが、この「場」という部分も大きなウエイトを占めることでしょう。
また、この「場」の代表格といえば、コミュニティやオンラインサロンです。
人と人とが集まる「場」には、やはり、大きな価値があります。
楽しいことができる、自分の気分が上がる、スキルが上がる、人脈が広がる。
そのようなさまざまなことが得られる場所に対して、私たちはお金を払います。
コミュニティ運営者は、会員やメンバーから、場を提供することによって、お金を稼ぎ、それによって、さらにコミュニティを過ごしやすい場所へと磨いていく。
小さな飲み会でも、合コンでも、フットサルチームでも。
人と人とが集まる場所を提供することによる稼ぎ方も、そんなことをすることが得意な人にとっては、理想的な稼ぎ方と言えるでしょう。
【4】自分が「価値」を渡すことによって得られるもの
最後は、「価値」です。
これは、実は、【1】〜【3】と掛け合わせることで、さらに多く稼ぐことが出来たりもします。
また、誰にでも、できる。そんな方法です。
私たちは、基本的に、「価値」に対して、お金を払います。
お腹が空いたから外食をするというよりも、ご飯を作ることが面倒だから、美味しいものが食べたいから、外食をします。
そんな「価値」に対して、お金を払っているのです。
この稼ぎ方は、会社員の人も、例外ではありません。
・あなたからだから、この商品を買いました!
・あなたがやっているお店だから、来ました!
・あなたのプレゼンが素晴らしかったから、契約をしました!
など、時間ではなく、あなたの何らかの価値によって、お金を稼ぐということもよくある話です。
事業を自分で興している方は、この価値を提供する稼ぎ方でないといけません。
時間を売っているだけならば、お客様は、すぐに安い方へと流れてしまいますから。
やはり、価値を渡すことによって、お金を稼ぐ必要があります。
先ほどの【3】のパターンのカフェの場合での、コーヒーなんかも、価値の提供ですよね。
美味しいコーヒーというものに価値を付けて、お客様に対して、価値を渡しています。
あなたが、他の人に渡せる価値は何ですか?
それが大きければ大きいほど、貴重であればあるほど、世の人に求められるほど。
あなたのもとにお金が集まることでしょう。
どんな人であっても、まずは、この価値を渡す稼ぎ方を目指してみましょう。
あなたはどの稼ぎ方が好きですか?
このように、4つの稼ぎ方について、お伝えを致しました。
これは、どれが良いとか、どれが悪いとかはありません。
ただ、人によって、向き不向きはあります。
あなた自身が向いていそうだな、楽しそうだなと思える稼ぎ方で、しっかりと稼いで、欲しい分のお金を得てくださいね。
私がお勧めするのは、断然【4】の稼ぎ方です。
【4】の方法で稼ぐことができれば、【1】〜【3】への方法へ掛け合わせることも出来ますから。
また、どれかではなく、どれもという選択肢もこれからの時代においては、重要かもしれませんね。
お金を稼ぐ方法は、いくつ持っていても損はしませんから!
まずは、それぞれの稼ぐ世界を見てみて、良いなと思う方法を磨いていってくださいね。
本日のお話は、私が執筆いたしました電子書籍。「”なんとなく”不安だけど何が不安かわからない20代のためのお金の本」にまた違った角度でもお伝えしています。
興味がある方は、合わせて読んで頂けると、知識がさらに深まるかと思います。
ここから、Amazonのページにいけます。
「”なんとなく”不安だけど何が不安かわからない20代のためのお金の本」
著:安江一勢
お読みいただき、ありがとうございました。
感想やシェアもお待ちしております^ ^
20代に向けて「お金の本」を執筆したり、幸せになるお金の知識を伝えたりしています!