あなたは今、どのような働き方をしていますか？
会社員なのか、フリーランスなのか、経営者なのか。
きっと、それぞれさまざまでしょう。
では、もうひとつ質問をします。
あなたは今、なぜその働き方を選択していますか？
お金と仕事は切っても切り離せない問題。
今日は、そんな働き方のお話です。
働き方改革をどう捉える？
近頃、国の施策のひとつとして、「働き方改革」が行われています。
会社員として働かれている方にとっては、特にその変化を感じているのではないでしょうか？
例えば、有給休暇を必ず年に5日は取得しなければならなくなったり、時間外労働を行うことが厳しくなったりというものです。
これらは働き方改革を進めるために行われたものであり、現在このような働き方改革を進めるための法律が制定されていっています。
では、この働き方改革がどういうものなのか、あなたは知っていますか？
勘違いされがちな解釈としては、残業を減らすものだとか、プライベートの時間を確保するためのものだとかが多いのではないかと思います。
これも間違ってはいません。
しかし、働き方改革を推し進めている理由としては、まだ別のところにあります。
国の機関である厚生労働省が運営するサイト（働き方改革特設サイト）によると、働き方改革を推し進めている理由として、このように説明が行われています。
「働き方改革」は、働く方々が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で「選択」できるようにするための改革です。
と。
時間も場所も自由に働くことができる時代に
つまり、それぞれの事情に合わせて、自分に合った働き方を選択できる社会にするための改革こそが「働き方改革」であるということです。
そのため、残業が減った時間で、副業に挑戦をしてみたりだとか、フリーランスとして活動をしながら、さまざまな企業と仕事をしてみたりだとか。
主婦として子育てをしながら、ブロガーとして起業をしてみたりだとか。
時間や立場を気にする必要のないさまざまな働き方を行うことができるようになっています。
また、インターネットの普及やウイルスや天災などの未曾有の事態が次々と発生したことにより、リモートワークは社会に一気に広がり、場所にとらわれない働き方もできるようになりました。
このように、私たちは現在、これまでの「決められた働き方」と違い、自分たちの選択ひとつで、「時間も場所も自由に働くことができる」時代になっているのです。
社会は時代に合わせて変化をする
そんな時代に合わせて、分譲マンションでは、共用スペースとして仕事スペースが完備されていたり、ビデオ通話システムにより、場所を問うことなく営業活動ができたり、印鑑文化が見直されていたりと、いろいろな働き方ができるように社会が変化をしていっています。
この流れは、今後も益々進んでいくことでしょう。
最近では、ワーケーションと呼ばれる新しい働き方も生まれています。
ワーケーションとは、ワーク（仕事）とバケーション（休暇）を合わせた造語で、テレワークなどでできる場所を選ばない仕事を、職場や自宅ではなく、観光地やリゾート地などで、休暇を取りながら行うというものです。
まだなかなか浸透はしていませんが、政府も推し進めているほどで、今後の働き方のひとつとして主流になっていくことも考えられます。
あなたはどんな働き方を選ぶ？
一日のうち、ほとんどが仕事の時間です。
その時間が、天国のような楽しい時間になるのか、地獄のような苦しい時間になるのかは、あなたが選んだ働き方によって、大きく変わっていきます。
「どのように働くか」は人生の質を上げるためにも重要なことです。
何も考えずに、周りに合わせて会社員“だけ”の働き方で過ごしていくのか。
自分のいろんな可能性を信じて、起業や副業に挑戦をして、今の時代に合わせた働き方をしていくのか。
あなたはいま、自由な働き方が認められ、推し進められている時代のど真ん中にいるのです。
さて、そんな時代で生きるあなたは、どんな働き方を選んでいきますか？
最後に、もう一度、聞きます。
あなたは今、なぜその働き方を選択していますか？
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