あなたにとってお金持ちとは、どんなイメージですか?
「1億円の資産を築いている」
「年収が1,000万円を超えている」
「高級車を何台も持っている」
「仕事をせずにお金が入ってくる」
そんなイメージの方も多いかもしれませんね。
さて、では、その状態は幸せでしょうか?
幸せと感じる瞬間もあるでしょう。
しかし、常に幸せではないのでしょうか?
私が今回お伝えしたいことは、お金持ちの定義ではありません。
「幸せな」お金持ちの定義です。
この3つの定義を満たすことができれば、幸せなお金持ちになれるであろうというものです。
そのため、たとえ、たくさんのお金を稼げなかったとしても…。
幸せなお金持ちになることができてしまいますよ。
1、収入が定期的に安定して入ってくる仕組みがあること
まず1つ目は、収入面についてです。
幸せなお金持ちになるために必要なことは、たくさん稼ぐことではありません。
稼ぐ「仕組み」があることです。
そのため、
「収入が定期的に安定して入ってくる仕組みがあること」
これが、定義の1つ目です。
理想は「働かなくても」というものですが、必ずしも、必要ではありません。
ブログの広告収入、YouTubeなどの配信による収入、コミュニティやサロンなどによる会費収入。
印税やノウハウのコンテンツ化による販売。
得意な方であれば、投資や不動産なんかも良いかもしれません。
とにかく、「定期的」に「安定して」という部分がポイントです。
会社員の給与もこれは当てはまります。(金額は置いといて…)
意識して頂きたいこととしては「仕組みをつくる」という部分です。
会社員の方も、いつか首を切られてしまうようなポジションであれば、当てはまりません。
会社に居なくてはならない存在くらいであれば、本当の意味での「安定」と言えるでしょう。(会社が倒産しないことが前提ではありますが)
また、本業だけでない可能性も非常に高いです。
余ったお金で、株式投資をやってみて、配当収入を得たりだとか。
空いた時間でYoutubeで大好きなゲーム配信をしたり、漫画のレビューをまとめるブログを運営して、広告収入を得てみたり。
そのような仕組みを整えることに力を注いでみてくださいね。
2、金額を見ることなく、欲しいものを価値で選んで購入できること
2つ目は、
「金額を見ることなく、欲しいものを価値で選んで購入できること」です。
例えば、
うどんを食べに行って、何の躊躇もなく、カツ丼をセットでつけてみたりだとか。
スタバのトッピングを好きなだけしてみたりだとか。
「欲しい」「買いたい」という想いのままに、お金を使える状態です。
それが無駄遣いだと、多くのお金を稼ぐ必要がありますが、欲しいものがそれほど多くない場合には、決して多くのお金が必要というわけではありません。
ポイントは”価値で選ぶ”という点です。
価値を感じられるものは、どれだけ高くても買う。
価値を感じられないものは、どれだけ安くても買わない。
無駄遣いは、それほど価値を感じられていないのに、お金を使ってしまうことで生まれるものです。
価値をしっかりと感じて買ったものならば、きっと長い期間使っていくことでしょう。
また、お金持ちっぽさが出ている部分としては、「金額を見ずに」という部分です。
金額を見なくても、買えるということは、ある程度の蓄えがあるか、収入の見込みがないとできないことです。
どちらにせよ、自分の財務状況(収入と支出の状態)を把握できていることが前提条件にもなります。
お金のことを考えていないようで、考えている。
幸せなお金持ちとは、そんな状態であると言えるでしょう。
3、収入と支出のバランスが取れていて、中長期的に把握ができていること
ラストの3つ目は、
「収入と支出のバランスが取れていて、中長期的に把握ができていること」です。
まず、前半の「収入と支出のバランスが取れていて」という部分は、そのままで、どれだけ多く稼ごうと、出ていくお金が多すぎると、お金持ちにはなれないということです。
逆に、稼ぐお金がそれほど多くなくても、使うお金が少ないのであれば、お金持ちになれるということでもあります。
大切なことはバランスです。
お金を使うことは決して悪いことではありません。
身の丈にあった、バランスの取れた支出を意識しましょう。
そのためには、自分の今の数字の状態を知らなければなりません。
そして、これが後半の「中長期的に把握ができていること」という部分にも影響していきます。
この部分は、今だけでなく、未来の話です。
今だけ、お金持ちでも、幸せなお金持ちにはなれません。
今は当然のことながら、未来に渡ってまで、幸せでなければなりません。
そのようになるためには、しっかりと自分の数字を知り、向き合い、考えていく必要があります。
「今、これだけ使っても、全然大丈夫だ」
「これだけの収入があり、こういう風に増えていくから、こんな感じになる」
といったように…。
自分の数字を知らずに、幸せなお金持ちにはなれません。
一番蔑ろにされがちで、一番大切な部分。
それが、この「お金と向き合う」部分です。
あなたは、今のご自身の財務状況をイメージすることができますか?
お金のことで困らないためにも、お金としっかりと向き合いましょう。
まずは知ることから
この3つの定義。
満たすことは大変かもしれませんが、決して不可能ではありません。
優先順位としては、③→①→②の順です。
まずは、守りの部分である、お金の知識を身につけることと、お金の把握ができるようになることから。
そこを固めつつ、攻めの部分である稼ぐ仕組み化です。
知らないということはそれだけで損をしてしまうことだらけです。
「不労所得?良いね!」とよく分からないものに飛び込んで、騙されないように。
そして、周りに惑わされすぎない自分になれるように。
幸せなお金持ちへの道のりはお金のことを「知る」ことから始めましょう!
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
20代に向けて「お金の本」を執筆したり、幸せになるお金の知識を伝えたりしています!