幸せなお金持ちの3つの定義

お金の考え方
安江一勢
27歳で税理士をしています!

20代に向けて「お金の本」を執筆したり、幸せになるお金の知識を伝えたりしています!

 

あなたにとってお金持ちとは、どんなイメージですか?

「1億円の資産を築いている」

「年収が1,000万円を超えている」

「高級車を何台も持っている」

「仕事をせずにお金が入ってくる」

 

そんなイメージの方も多いかもしれませんね。

 

さて、では、その状態は幸せでしょうか?

 

幸せと感じる瞬間もあるでしょう。

しかし、常に幸せではないのでしょうか?

 

私が今回お伝えしたいことは、お金持ちの定義ではありません。

「幸せな」お金持ちの定義です。

 

この3つの定義を満たすことができれば、幸せなお金持ちになれるであろうというものです。

そのため、たとえ、たくさんのお金を稼げなかったとしても…。

幸せなお金持ちになることができてしまいますよ。

 

1、収入が定期的に安定して入ってくる仕組みがあること

まず1つ目は、収入面についてです。

幸せなお金持ちになるために必要なことは、たくさん稼ぐことではありません。

稼ぐ「仕組み」があることです。

 

そのため、

「収入が定期的に安定して入ってくる仕組みがあること」

これが、定義の1つ目です。

 

理想は「働かなくても」というものですが、必ずしも、必要ではありません。

 

ブログの広告収入、YouTubeなどの配信による収入、コミュニティやサロンなどによる会費収入。

印税やノウハウのコンテンツ化による販売。

得意な方であれば、投資や不動産なんかも良いかもしれません。

 

とにかく、「定期的」に「安定して」という部分がポイントです。

会社員の給与もこれは当てはまります。(金額は置いといて…)

 

意識して頂きたいこととしては「仕組みをつくる」という部分です。

会社員の方も、いつか首を切られてしまうようなポジションであれば、当てはまりません。

会社に居なくてはならない存在くらいであれば、本当の意味での「安定」と言えるでしょう。(会社が倒産しないことが前提ではありますが)

 

また、本業だけでない可能性も非常に高いです。

余ったお金で、株式投資をやってみて、配当収入を得たりだとか。

空いた時間でYoutubeで大好きなゲーム配信をしたり、漫画のレビューをまとめるブログを運営して、広告収入を得てみたり。

 

そのような仕組みを整えることに力を注いでみてくださいね。

 

2、金額を見ることなく、欲しいものを価値で選んで購入できること

2つ目は、

「金額を見ることなく、欲しいものを価値で選んで購入できること」です。

 

例えば、

うどんを食べに行って、何の躊躇もなく、カツ丼をセットでつけてみたりだとか。

スタバのトッピングを好きなだけしてみたりだとか。

 

「欲しい」「買いたい」という想いのままに、お金を使える状態です。

 

それが無駄遣いだと、多くのお金を稼ぐ必要がありますが、欲しいものがそれほど多くない場合には、決して多くのお金が必要というわけではありません。

ポイントは”価値で選ぶ”という点です。

 

価値を感じられるものは、どれだけ高くても買う。

価値を感じられないものは、どれだけ安くても買わない。

 

無駄遣いは、それほど価値を感じられていないのに、お金を使ってしまうことで生まれるものです。

価値をしっかりと感じて買ったものならば、きっと長い期間使っていくことでしょう。

 

また、お金持ちっぽさが出ている部分としては、「金額を見ずに」という部分です。

金額を見なくても、買えるということは、ある程度の蓄えがあるか、収入の見込みがないとできないことです。

どちらにせよ、自分の財務状況(収入と支出の状態)を把握できていることが前提条件にもなります。

 

お金のことを考えていないようで、考えている。

幸せなお金持ちとは、そんな状態であると言えるでしょう。

 

3、収入と支出のバランスが取れていて、中長期的に把握ができていること

ラストの3つ目は、

「収入と支出のバランスが取れていて、中長期的に把握ができていること」です。

 

まず、前半の「収入と支出のバランスが取れていて」という部分は、そのままで、どれだけ多く稼ごうと、出ていくお金が多すぎると、お金持ちにはなれないということです。

逆に、稼ぐお金がそれほど多くなくても、使うお金が少ないのであれば、お金持ちになれるということでもあります。

 

大切なことはバランスです。

お金を使うことは決して悪いことではありません。

身の丈にあった、バランスの取れた支出を意識しましょう。

 

そのためには、自分の今の数字の状態を知らなければなりません。

 

そして、これが後半の「中長期的に把握ができていること」という部分にも影響していきます。

 

この部分は、今だけでなく、未来の話です。

今だけ、お金持ちでも、幸せなお金持ちにはなれません。

今は当然のことながら、未来に渡ってまで、幸せでなければなりません。

 

そのようになるためには、しっかりと自分の数字を知り、向き合い、考えていく必要があります。

 

「今、これだけ使っても、全然大丈夫だ」

「これだけの収入があり、こういう風に増えていくから、こんな感じになる」

といったように…。

 

自分の数字を知らずに、幸せなお金持ちにはなれません。

一番蔑ろにされがちで、一番大切な部分。

それが、この「お金と向き合う」部分です。

 

あなたは、今のご自身の財務状況をイメージすることができますか?

お金のことで困らないためにも、お金としっかりと向き合いましょう。

 

まずは知ることから

この3つの定義。

満たすことは大変かもしれませんが、決して不可能ではありません。

 

優先順位としては、③→①→②の順です。

まずは、守りの部分である、お金の知識を身につけることと、お金の把握ができるようになることから。

そこを固めつつ、攻めの部分である稼ぐ仕組み化です。

 

知らないということはそれだけで損をしてしまうことだらけです。

「不労所得?良いね!」とよく分からないものに飛び込んで、騙されないように。

そして、周りに惑わされすぎない自分になれるように。

 

幸せなお金持ちへの道のりはお金のことを「知る」ことから始めましょう!

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました。