自己投資をする”だけ”ではうまくいかない

お金の使い方
安江一勢
27歳で税理士をしています!

20代に向けて「お金の本」を執筆したり、幸せになるお金の知識を伝えたりしています!

 

このブログでも再三お伝えをしている「自己投資」について。

 

一番最初に自己投資をするときには、勇気が必要ですが、一度してしまった後には、自己投資をすることに慣れてきます。

あなたも経験をされたことがあるのではないでしょうか?

 

例えば、はじめの頃は、3,000円のセミナー代を払うために一日中考えていたのに、今では、毎月20,000円の自己投資をするのは当たり前になっているなど。

 

人は良くも悪くも、慣れる生き物。

だからこそ、一歩踏み出して、ステージが上がった世界に行くことができると、その世界で過ごすことが当たり前になっていきます。

 

そんな、自己投資をすることが当たり前になっている方へ質問です。

あなたは、しっかりとその自己投資の元を取っていますか?

 

自己投資はすれば、成功ではない

よくこんなことを言ってしまっている方がいます。

「自己啓発本を読んでもうまくいかなかった」と。

 

これ、あなたは誰の責任だと思いますか?

 

もちろん、著者側で伝わりにくい部分もあったかもしれません。

しかし、本というのは、読むだけで大きく読者の人生が変わるものではありません。

 

本に書いてあることを実践してこそ、初めてその読者の人生が変わりはじめます。

 

となると、自己啓発本を読んでもうまくいかなかったのではなく、読んだことを実践しなかったことにより、うまくいかなかったとなります。

これは、自己啓発本が原因でうまくいかなかったわけではありませんよね?

 

もちろん、やったけどうまくいかなかった場合もあるかもしれませんが、どこまで本に書いてあることを信じて、その本質を汲み取って、どれだけ真剣に実践することができたか。

そういう部分で差が出てくることでしょう。

 

当然、本を買って、読書をすることは、お金も時間も費やすので、立派な自己投資です。

ただ、自己投資は、するだけでは効果をそれほど発揮しません。

 

そのことを忘れて、自己投資をするだけで満足をしてしまっては、残念ながら、それは自己投資とは呼べないでしょう。

自己投資は”利益を上げること”が前提条件

自己投資とは、自分に”投資”をするということ。

つまり、その投資した先には、利益か損失かがあります。

 

あなたは、どこかの会社の株式を投資として買うとするならば、その株式が買った時よりも値上がりすることを期待して買いますよね?

「下がってくれ」と思いながら、買う人はほぼいないかと思います。

 

これは、自己投資においても同様です。

自分への投資は、その自分の価値が上がることを期待して、行うことになります。

 

となると…。

自己投資は”すること”がゴールではなく、”利益を出すこと”がゴールです。

 

利益を出すために、その自己投資した後をどうしていくかを考えて実行していくこと。

自己投資においての最重要ポイントと言って良いでしょう。

 

時間はかかっても利益を得ることを忘れない

そうは言っても…。

自己投資で利益を出すことは、簡単ではありません。

自己投資の金額や自己投資に費やす時間が大きくなればなるほど、利益を出すことはより難しくなっていきます。

 

そんなとき、決して諦めないでください。

「もう、自己投資を辞めてしまおう」

「結果が出ないから、自己投資の金額を減らそう」

「頑張れないから、自己投資の頻度を減らそう」

 

うまくいかない時には、このような思考になってしまいがちですが、これらの選択をしてしまうと、あなたはさらにうまくいかなくなってしまいます。

そして、いずれ、自己投資をすることを完全に辞めてしまって、浪費や消費だらけのお金の使い方や時間の使い方になってしまうでしょう。

 

これではうまくいかないですよね。

 

自己投資は、たとえ時間がかかったとしても、しっかりと元を取る。利益を出す。

利益が出るまでは辞めない。といったある意味のこだわりも大切です。

 

自己投資の利益を出そうと真剣にその自己投資に向き合って、時間を費やせば、いつの日か必ず報われる日が来るでしょう。

よほどのことがない限り、損失のまま辞めてしまう「損切り」は避けましょう。

 

その選択では誰も幸せになりませんから。

 

自分の頑張り次第でその投資の結果は変わる

最後に、自己投資の魅力をお伝えしたいと思います。

 

一般的な株式投資や不動産投資などの投資と自己投資には、明確な違いがあります。

 

それは、自己投資は、

「自分が頑張れば、投資の結果を変えられる」ということです。

 

この部分が自己投資の最大の魅力でもあります。

 

 

株式投資の場合には、投資した会社が頑張ってくれないと、その株価が上がることはありません。

不動産投資の場合には、その不動産に入居者が入らないと、その収入が上がることはありません。

 

つまり、他人に依存をしています。

 

しかし、自己投資は違います。

自己投資の投資対象は「自分」です。

 

そのため、自分が頑張れば、その結果は良くなり、頑張らなければ、その結果は悪くなります。

結果を自分でコントロールすることができてしまいます。

 

これほど、期待の高い投資対象はなかなかありません。

 

この期待に応えるかどうかは自分次第。

自分の頑張りによって、その投資を利益にも損失にもできてしまいます。

 

せっかく、投資したお金・時間ならば…。

大きな利益を得たいですよね。

 

となると、やはり、その自己投資をした分以上をしっかりと回収できるように、利益にできるように、その自己投資での学びや人脈、経験を行動や実践に活かしていってくださいね!

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。