あなたは給料や賞与をもらった時に、そのお金の使い道を決めていますか?
なんとなく使ってしまってはいませんか?
もし、あなたが「お金を貯めたい」「お金を増やしたい」と思っているのならば。
お金の仕組みを整える必要があります。
大きく考えるのではなく細かく考える
例えば、あなたの給料が20万円だったとします。
さあ、給与日。
通帳に、20万円が振り込まれます。
その時、あなたが「いくら使える」と思いますか?
この時、20万円と思ってしまったならば、注意が必要です。
稼いだお金が20万円なだけであって、使えるお金が20万円というわけではありません。
あなたはその20万円から、家賃を払ったり、携帯代を払ったり、光熱費を払ったりをしなければなりません。
奨学金の返済や車のローン返済がある方もいるでしょう。
そう考えると、実際、あなたが使えるお金というのは多くはありません。
20万円と大きく考えることで、よく分からなくなりますよね。
そんな時は、大きく考えるのではなく、細かく考えるようにしましょう。
まずは収入を10等分してみましょう
細かく考える際のポイント。
それは、収入を均等に分けて、考えるというものです。
イメージをするならば、ホールケーキやピザの取り分けです。
友人や恋人との食事の際に、テーブルにそれらが運ばれてきた時、ケーキやピザにそのままかぶり付く人はなかなか居ないかと思います。
まずは、ナイフやカッターで切りますよね?
そのイメージです。
給料が通帳に入ったら。
ひとまず、10等分してみましょう。
20万円であれば、20万円÷10等分で1口2万円になります。
20万円という大きな枠で考えるのではなくて、1口2万円を10口と考えてみてください。
これだけでも、あなたが使えるお金が明確になっていきます。
お金に色を付けよう
さて、では、最後の仕上げです。
この、分けた10口に対して、それぞれ色を付けてあげてください。
「色」と言っても、「カラー」ではありません(笑)
意味を持たせてあげましょうという意味です。
引き続き、先ほどの20万円の例でお伝えをします。
まず、この10口にそれぞれアルファベットを付番してあげてください。
AからJまで。
そして、毎月かかる固定費をこのそれぞれのグループに当てはめてみてください。
A:家賃
B:家賃
C:家賃
D:携帯電話・ネット代
E:光熱費・保険代
F:奨学金返済
G:食費
H:外食費・交際費
I:趣味代
J:余り
こんな感じです。
こうすると、自分の使えるお金が、明確になるかと思います。
収入が変わらないのであれば、比較的、自由にコントロールしながら、使えるのは、H〜Jの項目です。
この部分を、趣味に充てるのか、自己投資に充てるのか、貯金に充てるのか、運用に充てるのか。
それは、自分で選択ができる部分です。
ちょっと豪華な旅行に行きたい人は、貯金に充てるべきですし。
大好きなアーティストのライブがあるなら、趣味に充てるべき。
自分の価値を高めて、もっとお金を稼ぐんだという人は、自己投資をするべき。
そんな風に、自分の目的であったり、なりたい自分に向けて、お金を使っていきましょう。
なんとなく、使うのではなくて。
色をつけて、意味を込めて。
そうすれば、お金はあなたを理想へと運んでくれますよ…!
本日もお読み頂き、ありがとうございました。