一流にお金を使おう

お金の使い方
安江一勢
27歳で税理士をしています!

20代に向けて「お金の本」を執筆したり、幸せになるお金の知識を伝えたりしています!

 

世の中の一流と言われる人。

三つ星ホテルのシェフ。誰もが知る職人。世界を股にかけるアーティストなど。

このように世の中には多くの一流が居ます。

 

あなたは、このような一流の技をどのくらい体験したことがありますか?

 

「高いから、そんなものにはお金を払えない」

そんな風に思ってしまうかもしれません。

 

「お金持ちになったら、体験したいなあ」

と、思ってしまっているかもしれません。

 

一流の人というのは、そこに技術が集約されているからこそ、その価値が高いため、やはり、その金額も高くなります。

そのため、なかなか、体験したことがなかったり、一流のものにお金を使うことを後回しにしてしまっているかもしれません。

 

しかし、この一流にお金を使うということは、非常に価値の高いお金の使い方であると言えます。

 

一流の技は自分の価値観を大きく広げてくれる

あなたが「焼肉を食べたい」と思ったとします。

そこで、外に食事へ行くことになり、格安バイキングのチェーン焼肉店に行ったとします。

カルビやロース、いろんなものを好きなだけ、食べられます。

決して質の良いお肉ではありませんが、それでも金額を考えれば、十分に満足のできる味です。

金額は1人3000円。

「今日も、元を取った!お腹いっぱい肉を食べれたぞ」

少し胃もたれをしながらも、そんな思いをしたとします。

 

あなたが、このまま、この後の人生もこの焼肉屋さんでしか、焼肉を食べなかったとします。

すると、あなたの人生における「焼肉」の基準は、「3000円」くらいのものになり、「お腹いっぱいに満たされて、少し胃もたれをするもの」という価値基準になってしまいます。

 

では、そんな中、先輩に誘われて、一流の高級焼肉店に連れて行ってもらったとしましょう。

金額は1人1万円。

食べ放題ではなく、極められたコース料理。

落ち着いた個室に、質の高いサービスに、気分の上がるような店構え。

味は、最高級なお肉なだけあって、抜群です。

量を食べなくても、お腹は満たされて、上質な油に体にもなんだか良いような気がします。

 

そこであなたはこう思うはずです。

「焼肉って、こんなに美味しいもので、こんなに気分の上がるものだったのか」と。

 

一流の技を体験すると、私たちの今までの価値基準は良い意味で壊れます。

蓋がしてあった自分の中の可能性や常識が壊れて、新たなステージへと連れて行ってくれます。

想像だけでは、これはどうにもなりません。

体感することでしか、一流の技を感じることは、価値観を広げることはできないものです。

 

自分のためにも、相手のためにも

分野は違えど、一流の技を体験することで、あなたに一流の血が少しでも流れます。

周りから見れば、贅沢と見られるかもしれません。

それでも、毎月適当に外食をするくらいなら、その外食を何度か我慢をして、高級レストランでそのお金を使ってみてください。

 

「なぜ、そのお店が高くて、多くの人から喜ばれているのか」

その理由を体感するだけでも、あなたには、出したお金以上の価値があります。

 

毎回する必要はありませんが、たまには、そんな風に、一流にお金を使うことで、あなたの価値観は広がり、感性は磨かれていきます。

一流を知らないということは、人生の損失です。

 

いずれ一流になりたいという方や、一流の方を相手にお仕事をするという方は、その一流の技を知られてみてくださいね。

これはあなたのためにも、周りの人のためにもなります。

お金を使う価値しかありませんよ。

 

また、自分へのご褒美や、大切な人への感謝の気持ちとしても、一流をプレゼントすることは良いかもしれません。

必ず喜ばれるものが一流の技たる所以です。

 

「また、この一流を体験したい」と思うことで、自分のこれからのモチベーションにもなるでしょう。

 

高いものには理由がある。

たまには、そんな高いものにも、お金を使ってみてくださいね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。