夢が無かった過去の自分にかけてあげたい言葉

安江一勢オリジナルコラム(無料で読めます)

おはようございます!

安江一勢です!

 

昨日は結婚記念日でした!

いつも支えてくれる妻には感謝です!

 

さて、今回のテーマは、リクエストを頂きましたので、そのリクエストにお答えした内容としていきます。

 

そのリクエストとは、

一勢さんの夢が無かった時期の話と、その頃の自分を振り返って、今何を思うのか、どんな言葉をかけてあげたいのか。

(昔から突っ走っているものかと笑)

 

と、いただきました。

リクエスト、ありがとうございます!

 

ということで、この内容について、お話をさせていただきます!

 

夢が無かった時

私の子どもの頃の夢は、3代続いていた家業だった「呉服屋」を継ぐことでした。

幼稚園の頃から、4代目として、家を継ぐこと前提で、生きていました。

 

ただ、今の時代、着物はなかなか売れずに、父が経営する会社が倒産。

そして、両親は離婚をしました。

中学2年生の頃でした。

 

それからは、夢がパッタリと無くなり、ただ過ごすだけの毎日が続いていきました。

 

離婚をしてからは、母の実家である対馬という離島へ引っ越しましたが、対馬は超がつくほどの田舎で、経済的な面からやりたい部活動に入ることもできませんでした。

一応、強制部活制だったので、中学生の時にはバスケ部、高校生の時には報道部(ほぼ帰宅部)に入りました。

その頃は、家に帰って、ゲームをするだけの毎日でした。

 

それから、恩師の先生から勧められた税理士の勉強で、税理士を目指すという夢ができ(めちゃくちゃ割愛します)、税理士になることができましたが、ここでまた夢が無くなりました。

社会人になった時に、突如目指すゴールが無くなったのでした。

 

なんとなくレールに乗っていた

確かに「税理士として独立する」という夢も抱いてはいましたが、社会で経営の現場を見ている中で、「起業は難しいもの」ということをひしひしと感じていたので、このまま会社員の方がラクかなとも思っていました。

その当時の私の社内でのポジションは「会社のナンバー2」でもあり、そのまま勤めていれば、年収1,000万円は堅いレールでした。

(まだその時は、400万円くらいでしたが)

 

残業もそれほど無く、週休2日制でしたから、時間もゆっくりありました。

仕事のストレスはあるものの、我慢できるくらいのストレスでした。

まあ、最悪違う会社に転職をしてしまえば、資格がある以上、同じくらいの待遇は保障されているので、安泰かなくらい、思っていました。

 

そのため、なんとなくな日々を過ごし、なんとなくの将来のレールに乗っているだけの毎日だったのです。

読書をするわけでも無く、仕事から帰ってきたら、テレビを見るか、ゲームをするか。

たまに、学生時代の友人と遊びに行ったりと。

 

資格を持っているだけ、の冴えないサラリーマンでした。

 

悶々としていた

ただ、そんな自分の状態に、悶々としていることもたしかでした。

「税理士を目指している時はもっと未来にワクワクしていたのになあ」と思いながら、過ごしていました。

 

そして、本を読んでみたり、起業をした時のための事業計画を立ててみたりしてみたものの、抽象度が高いものばかり。

これでは、行動にはつながりませんでした。

 

そんな悶々とした私を変えてくれたのは、「出会い」でした。

一冊の本を通じて、人生の師と出会うことができたり、一生涯の仲間と出会うことができたり。

この人のようになりたいと憧れる人に出会えたり、新たな価値観を教えてくれる人に出会えたり。

コミュニティで人脈を広げることができたり。

自分のことを慕ってくれる人たちと出会えたり。

 

さまざまな方との出会いで、蓋をしてしまっていた自分の夢や想いは徐々に開いていきました。

 

そして、そんな方々との出会いのおかげでいまの自分があります。

そう考えると、出会いって不思議ですよね。

 

あの時、その本に出会っていなかったら。

あの時、あの人に出会っていなかったら。

 

でも、まあ、そうなっているのだから、運命なのでしょうね。

ありがたい限りです。

 

そんな過去の自分に伝えたい言葉

そこで、もうひとつのテーマでもある「過去の自分に伝えたい言葉」。

あえて、ひとつだけに絞るとすると、

 

「自分の価値観を信じすぎるな」

 

という言葉です。

 

私が夢が無かった時やうまくいっていなかった時は、どうしても「自分はこうだから」で選択・判断をしてしまっていました。

それは自分のアイデンティティを出すためでもあるので、悪いことでは無いのですが、ただ、それでは「今の自分」はありませんでした。

 

やはり、今の自分の選択のままだと、今の自分のままでしか居られないからです。

だからこそ、「自分とは違う価値観」を受け入れる必要があります。

 

その価値観はできれば、自分が憧れる人や自分が尊敬する人、自分が良いなあと思う人から学ぶことができれば、あなたはさらに理想の自分になることができます。

その上で、その良いと思っている価値観を自分の価値観にしてしまえば、あなたが思うより簡単に、あなたの人生は変わることでしょう。

 

自分の価値観を信じないということは、ある意味怖いことかもしれませんが、信じる価値観を選んだ上で、たまにはそのような選択もしていきましょう。

過去の私が、これをもっと早くできれば、キツい思いをすることは無かったのかなとも思います。

 

まあ、それも含めて、今の自分でもあるので、後悔は全く無いですけど、でもやっぱり、大事だなと思います。

 

人を大事に

あとは、これだけはこれまでもこれからもブレずに大事にしたいもの。

それが「人」です。

 

これも当時の自分に言ってあげたいですね。

「周りの大切な人たちをとことん大事にすれば大丈夫だから」と。

 

そして、これはこれからも自分にかけ続けたい言葉でもあります。

人を大事にすれば、それが相手のためにも、自分のためにもなる、と。

 

それは世界中みんなをとかでは無くても良くて。

まずはあなたにとって大切な周りの人から大切にする。大事にする。

それだけで、人生は劇的に良くなるんだろうなと。幸せになれるんだろうなと。

 

また、周りの大切な人たちを大切にするためには、やはり自分自身も成長していかなければ、大切にすることは難しいので、成長もしていかなければなりません。

その上で、パワーアップした自分で、周りの人たちを大切にすることができれば、もっと良い関係性を築けますよね。

 

さらに、周りに、あなたに対してもそういうことを思ってもらえる人を増やすことができれば、あなたも周りから大事にしてもらえることでしょう。

 

新たな価値観を取り入れ続けること。

そして、人を大切にすること。

 

この2つはこれからも大事にしていきたいと思います!

 

と、いうことで、今日はこれくらいで!

何かひとつでも、あなたの心に響いてくれていたら、嬉しいです!

 

ありがとうございました!

今日も良い一日を!