おはようございます!安江一勢です!
朝起きる時、お腹に違和感があると思ったら…。
隣で寝ているはずの息子が寝ぼけて、私に突進してました(笑)
おかげで微笑ましい朝になりました!
今日もたくさん子どもたちと遊んであげようと思います!
さて、今日は知識編ということで、最近ニュースで話題の「円安」について、お伝えをしていきます。
円安の話題に付いていけていますか?
先日、1ドルが150円になりました。
これは、32年ぶりだったそうです。
ちなみに、今年の始めは、1ドル114円ほど。
去年の始めは、103円ほどでした。
およそ2年で50円アップ。
なかなかの上がり幅です。
ただ、この「円安」について、実はよくわかっていない人が多いのではないでしょうか?
なんとなく、「円安やばいですね~」だなんて、言っていないでしょうか?
一流の大人であるためには、そういう話題について、詳しくはなる必要はありませんが、ある程度は知っておく方が良いでしょう。
あなたが若ければ若いほど、そういう知識を抑えておくことは、そのギャップで評価に繋がります。
経済系の知識は、しっかりと押さえておきましょう。
簡単に「円安」を学ぼう
では、ここで簡単に円安について、お伝えをしておきます。
円安とは、1円で他の通貨(今回の場合はドル)に交換できる価値が低い状態のことをいいます。
例えば、さっきのレートで試算をすると、
今、1万円を持って、アメリカで買い物をしようとすると、およそ67ドル分しか買うことができません。
一方、去年の始めで、同じ1万円を持って、アメリカで買い物をしようとすると、およそ97ドル分の買い物ができます。
30ドルの差額です。
この30ドルでアメリカで何が買えるかはわかりませんが、おそらくハンバーガーセットくらいは買えるでしょう(笑)
逆に捉えると、100ドルのものを買おうとすると、1ドル103円のときには、日本円で10,300円あれば、買えていたものが、今のレート(1ドル150円)だと、15,000円が必要になってくるのです。
そのため、アメリカ(正式にはドル取引)と取引をしている場合には、いつもよりも余計にお金がかかってしまいます。純粋に支出が増えてしまうのです。
円安で起こる影響は日常生活に打撃を与える
「ただ、そうは言っても、今はアメリカに行くことがないし、自分には関係がない」
と、思ってしまうかもしれませんが、この円安は私たちのさまざまな場面で影響を及ぼします。
なぜなら、日本は海外から仕入れたものを日本で売るということを多くしているからです。
いわゆる、輸入大国だからです。
例えば、食卓で並ぶと嬉しい牛肉。
毎日が国産の黒毛和牛を食べられると嬉しいかもしれませんが、そうもいきません。
そこで、スーパーなどで手に取るお肉は「アメリカ産」のものではないでしょうか?
すると、ここで円安の影響が出てきてしまいます。
スーパーはアメリカからそのお肉を仕入れます。
その際の取引は「ドル」で行われます。
ここで、今の円安のレートで取引が行われるため、レートが1ドル103円だったときと比べると、今は1.5倍の仕入れ値がかかってしまうのです。
そうすると、その分のお金は売価に転嫁をしないと、お店側も損をしてしまいます。
このようなことが、お肉に関わらず、さまざまなところで起こってしまうのです。
円安は悪い?
では、円安は悪いものなのでしょうか?
実は、そうとも一概に言い切れません。
なぜなら、円安で得をする人も出てくるからです。
例えば、資産をドルで持っている人なんかがこのケースです。あとは輸出関係のお仕事ですね。
私も、アメリカの企業を介して行っている事業があることから、ドルで保有をしている資産があります。
このドルで保有している資産は、円安が進めば進むほど、同じドルでも高い円で換金することができるため、得をすることになります。
そのため、円安だからダメだということでは決してないのです。
今でこそ、メディアは「円安だ」「円安だ」と騒ぎますが、これが円高の時にも同じように「円高だ」と騒いでいます。
円安で得をする人もいれば、損をする人もいるというのが、本質なのです。
情報を正しく受け取る
円安で喜ぶ人と、円高で喜ぶ人は、別の立場の人たちです。
そういうことを知っておくだけでも、「円安だからヤバい」というような浅い知識解釈をせずに済みます。
円安の話題に関わらず、知識を知っておくと、情報を正しく受け取ることができます。
そんな状態であれば、変な不安に駆られなくて済みますね!
情報は本質的に受け取っていきましょう!
まあ、円安について、深く学ぼうとすれば、どこまでも深い世界。いろんなしがらみとか、陰謀とか、いろいろあったりしますから。
ただ、そういうことは、暇な人とか専門家がやれば良いだけです。
私たちはどんな時代になろうと幸せに生きていけるような自分でいられるように、努力をしていくだけです。
周りからコントロールされる自分ではなく、自分でコントロールできる自分になっていきましょう!
それでは、今日もこれくらいで!
今日も良い一日を!