「稼ぐ一択、やるだけ」__安江一勢×アタール恵利子『お金の真実』第一夜レポート

安江一勢オリジナルコラム(無料で読めます)

「稼ぐ一択、やるだけ」——作家・安江一勢×生き様コンサルタント・アタール恵利子『お金の真実』第一夜レポート

作家であり税理士でもある安江一勢さんと、生き様コンサルタントのアタール恵利子さんによる連続トークイベント『お金の真実』。

その初日は、開始早々から「お金があれば」という私たちの願望を根こそぎひっくり返すところから始まりました。打ち合わせなし、台本なし。それでも一本の筋が最後まで通っていた83分間を、対談形式でお届けします。


「お金があれば」は、いちばん危ない幻想

安江 立場上、これから稼ぐ人も、月に1000万円稼ぐ人も、どちらもお客さんとして見ています。でも、みんなお金のことでそれなりに悩んでいるんですよ。「お金を稼げばお金の悩みはなくなる」って、多くの人が思っているはずなんですけど、実はそんなことはない。

恵利子 冒頭からなかなか辛いことを言いますね(笑)。でも、そうなんですよね。

安江 だから「お金があれば」という言葉は、本当によくないです。あったらあったで、向き合い方が違えば、結局は不安なまま過ごすことになる。金額じゃないんですよね、本当に。

恵利子 はい、今日の一本目の赤ペン出ました。「金額じゃない」

安江 ただ、この話をすると「じゃあ稼がなくていいんじゃないか」と受け取る人が出てくるんですけど、それは違うんです。額じゃない、だけど——残念ながら僕たちがいる日本は資本主義なので。お金がないと選択肢が狭まるというのは、どうしてもある。

恵利子 そうなんですよ、皆さん。ここ、大事なところです。


あの10万円を、あなたは何に使いましたか

安江 「ベーシックインカムがあればいい」と言う人には、コロナのときの10万円の定額給付金を思い出してほしいんです。あれ、ベーシックインカムの実験だったとよく言われていて。あの10万円を何に使ったか。ここ、けっこう答えに詰まるんじゃないかなと思うんですよ。

恵利子 みんな思い出そうぜ、っていう(笑)。ちなみに一勢さんは何に使ったんですか。

安江 当時はまだ結婚前で、今の妻と付き合っていた頃だったんですけど、全部、旅行に使いました。しかもよく覚えてます。当時はホテルもべらぼうに安くて、いいホテルが5000円で泊まれてクーポンまでついてくる、みたいな時期で。貯金は一切しなかったですね。

恵利子 使い切ったと。

安江 使い切りました。一方で、生命保険会社のアンケートを見たら、6〜7割の人が貯金に回しているんですよ。「あ、みんな使ってないんだ」と。臨時収入が入ったとき、売上が上がったとき、ボーナスが思ったよりもらえたとき——そのお金をどう使うかに、その人のあり方と未来と普段が出るなと思います。

恵利子 私、今はっきり思い出しましたよ。二番目の夫のスノーボード代に消えてます。

安江 ……重い(笑)。

恵利子 どんだけお人好しだったんだって話ですよね。しかも、いい板を。「いざとなったら売れるやつ買いやがって」と思ってましたもん。

安江 でも、そこも含めてなんですよ。意識しないと、お金の使い方は変わらない。良くも悪くも、意外と人は変わらないんです。だからこそ、意図的に変えれば変わる、とも言えます。


「貯金教」と、老後◯◯万円問題の正体

恵利子 日本人、貯金教の信者が多いですよね。

安江 多いです。もはや文化というより宗教かもしれない。昔「老後2000万円問題」がありましたけど、最近は5000万円と言われていて。たぶん10年後、20年後には「老後1億」とか言い出すと思うんですよ。

恵利子 ありえますね。

安江 不安があるから貯金する、NISAをやる。「会社を辞められないよね」「貯金しなきゃね」となると、自分の意志で動きづらくなる。消費が止まって、自由がなくなって、お金を持っているのに使えない状態になる。これって僕は意味がないと思っていて。お金って、使わないと意味がないんです。

恵利子 はい、これは青ペンです。「お金は使わないと意味がない」。

安江 会社員時代、相続の仕事をよくしていたんですけど、預金3億円、不動産も含めれば総資産10億円くらいのおじいちゃんがいたんですね。その方が、相続税が怖いと言って、毎日通帳を握りしめて「お金のことが不安だ」と言っている。

恵利子 なんとも皮肉な話ですね。

安江 子どものために残すつもりだったのかもしれない。でも、使わないまま、結局きれいに残せなかったというケースは本当にあるんです。だからやっぱり使うことが大事だし、これからを良くするために使うことがどれだけ重要か、と思います。守れば守るほど、淀む。特にお金は。

恵利子 本当ですね。流れが止まったら、体と一緒で、詰まって病気になりますよ。

安江 もれなくメタボです(笑)。


お金は、本来きれいなもの

恵利子 私が伝えたいのは、お金って本来きれいなものだということなんですよ。ものすごく純粋で、ピュアで、きれいなもの。お金を稼ぐ、もらう、語る、見る、触ることに嫌悪感がある方にこそ、真実を知ってほしい。

安江 「お金を稼がなくても生きていける」「もらうのが申し訳ない」って、よくあるじゃないですか。「ボランティアならやります」とか。あと、「利益は全部寄付するので」というスタンスの人も。

恵利子 いますね。

安江 あれ、僕はいちばん引っかかるところで。受け取る覚悟がないんですよ。お金儲けをしていると思われたくない。でも、そもそも「お金儲けは良くないことだ」という前提自体がおかしいと思っていて。

たとえば飲食店が「利益を出してごめんね」と言っていたら、変じゃないですか。潰れたらお客さんが困るわけですし。まずいものを食べさせて申し訳ないなら分かりますけど、おいしいものを食べさせて喜ばせているなら、もちろんお金をもらわなきゃいけない

恵利子 そこですよ。

安江 自分や家族が潤っていないのに寄付だけしている、というのも全然良くない。一人でも多く幸せにしたいなら、稼がなければならないと思います。「稼がなくていい」と言う人は、たいてい自分のことしか考えていないんですよ。


「稼ぎたくない」は、たいてい嘘

恵利子 今日、私はZoomでコンサルの日だったんですけど、「稼ぎたくないという本心に気づきました」とおっしゃる方がいて。金の真実を先にぶっ刺してしまって、号泣させちゃったんですけど。今の日本で「稼ぎたくなかった」なんて、嘘なんですよ。

安江 本当にそうです。そういう人に限って、コンビニでスイーツの値段を見て「ちょっと高いな」と我慢していたりする。その時点で自己一致していないんですよね。買いたいなら稼げばいいだけで。稼げないのに「稼ぎたくない」と言って逃げているだけだなと思っちゃいます。

恵利子 だから「稼ぎたいって、お前の口から言えよ」と。もうちょっと柔らかく言いましたけど(笑)。じゃないと、そのひねくれは消化できないよ、と。

安江 この前、スタッフにボーナスを払ったんです。みんな喜んでくれて、子どもに何か買ったという話を聞いて。それって、お金がいいものに使われているという、それだけの話なんですよね。「自分が食う分だけでいい」と言っていたら、絶対にできていないことで。いい循環が生まれない。

だからもう、稼ぎたい・稼ぎたくないというレベルじゃなくて、稼ぐと選択肢が増える。使わないなら持っておけばいいだけなので、稼がないことを正当化する理由にはしてほしくないですね。

恵利子 というわけで、第一夜にしてぶっ刺しますが——稼ぐ一択


「稼ぐ一択、やるだけ」——8文字の真実

安江 しかも今は、稼ぎやすい時代ですからね。

恵利子 みんな複雑に、難しく考えすぎて稼げていないだけです。

安江 昔は携帯もインターネットもないので、イベントをするとなったら口コミとビラ配りしかなかったわけですよ。それが今はSNSで発信すれば、寝ながらでも広めることができる。

恵利子 AIで3秒でね。

安江 自分が苦手ならできる人についていけばいい。昔は会える人じゃないとダメ、手紙を書いて信頼関係を、という世界でしたけど、今はDMを送って仲良くなるなんてよくある話ですから。今の時代に「稼げない」はありえないなと思っていて。会社員でも、起業していても、主婦でも、立場は関係ないです。

恵利子 めちゃくちゃシンプルですよね。「稼ぐ一択、やるだけ」。8文字で金の真実、以上。この8文字を複雑化して、斜に構えて、がんじがらめの知恵の輪みたいに解釈している人が稼げていないんですよ。


「他人ごと受講」ほどの浪費はない

安江 ただ、この話を他人事として聞いてしまう人もいるんですよね。著者としても難しいなと思うところで。こういう話を自分ごと化できるかどうかで、来年が変わるんです。「そういう人もいるよね」「そういう考え方もあるよね」と思ってしまった時点で、もうアウトなんですよ。1年後、お金の悩みの質が変わっていない。

恵利子 これ、自己投資セミナーでも同じで。他人ごと受講ほどの浪費はないです。不潤沢の極みですよ。

安江 プライドなのか自己保身なのか分からないですけど、他人事で捉えるなら、もうお金のことで悩まないでほしい。妬んだりひがんだりするなら、SNSはやめたほうがいいと思います。お金の問題って、気づかせるために降りかかってくる面があるので、そっぽを向くとどんどん大きくなっていくんですよ。


貯金がなくても焦らなかった理由

恵利子 老後2000万円問題で、うちの母も焦っていたんですね。早期退職で退職金がそれなりに出ていて、たぶん2000万円は持っている。なのに「手をつけられない」と言って、めちゃくちゃ焦っている。

一方その頃の私は、貯蓄は数十万円しかありませんでした。でも、まったく焦らなかったんです。なぜかというと、生涯現役で稼ぐと決めていたから。引退とか隠居とか、私の価値観にはなかったので、あの不安にかすりもしなかったんですよ。

安江 分かります。今はFIREブームもありますけど、僕はアンチFIREで。たぶん楽しくないと思うんですよ。生涯稼ぐのであれば、理論上、貯金はいらないわけですから。

恵利子 そうなんですよ。自分の資産って何かと考えたとき、私は自己投資が一生のガソリンだと悟りました。リスクもリターンも全部自分でコントロールできる資産って、自己投資が唯一なので。最後は執筆して死ぬ、というところまで決めきっているから、焦らなかったんですよね。

安江 これは真実的な話でもあって、潤沢に過ごしている人って、意外と貯金がないんです。ただ、稼ぐ能力を持っている。もし今「貯金がないから焦る」「もっと貯めなきゃ」と思っているなら、その時点でちょっと真実からずれたところにいるかもしれない。目の前の物質にこだわりすぎないのは、本当に大事だと思います。

恵利子 視野を上げてみると、人間も自然界の一部で、お金も同じなんですよ。財布の中や口座残高の数字にとらわれていると、金の真実は見えない。あなたの手元のお金を素早く動かさないと、日本の景気は上向かないわけで。怖い、ビビる、使えない——それをやると景気は下がる。

安江 下がると、結局は税金で取らないといけなくなる。生活はいつまでも豊かにならないんですよね。


無料しか受け取らない人は、無料しか売れない

恵利子 特に自己投資について、「高いです、怖いです」という方。あれ、実はかなり失礼なことを自分にも相手にも言っているんですよ。30万、50万をお支払いしますというとき、自分にばかり矢印が向いている人は「減る」ことをすごく怖がる。でも見てほしいのは、対価と交換して得るもののほうなんです。

安江 対価を払って未来が変わることを信じきれていない、というのは、自分自身にめちゃくちゃ失礼だと思うんですよ。

恵利子 自分を信じていない結果、目の前の相手を疑ってかかる、ということですね。

安江 今の世の中、無料のものはたくさんあります。それを選び続けるのも一つの考え方ですけど、お金を出したうえでの無料と、無料だけを食べるのとでは、受け取るものが全然違う。無料で満足する人は、ずっと無料のものしか受け取れないんですよ。差し出しているものが無料だから、交換もできない。

僕の理論でわりと大事にしているのが、「買えれば、売れる」。100万円の講座を買ったことがあるから、100万円の商品を売れると思っているんです。逆に、無料のものしか買っていない人は、無料のものしか売れないなと思いますね。

恵利子 試食のクオリティしか叩き出せない、ということですよね。


60分100円のコーチングを、延べ78人

恵利子 参加者の方から「5000円で鑑定をしているけれど、値上げしようか迷っている」という声が来ていたので、ちょっと私の黒歴史を。

私、起業家の端くれだった頃、60分100円でやっていた時代があるんですよ。ご自宅まで伺って、コーチでもないのにトイレトレーニングのコーチングを。1時間で85%のお子さんが、おむつの外で排泄できるようになっていました。

安江 満足度はすごいでしょうね。

恵利子 1000%です。だけど、何が起きたか。大赤字ですよ。

安江 ドアを開けた時点で赤字ですからね。

恵利子 しかも恐ろしいのが、その100円すらお金のブロックが強くていただけない。100円玉が見られないんですよ。だから貯金箱を持っていって「これに入れてください」と。たまに500円や1000円を入れてくださる方がいて、私、後日お釣りを返しに行ってたんです。

安江 ……余計に赤字が膨らみますね(笑)。

恵利子 交通費と時間と、その間の一時保育代までかかって。しかも罪悪感つき。田舎あるあるで「悪いから野菜持ってって」の応酬まで始まって、疲弊してました。

これ、延べ何人やったと思います? 78人です。60分100円で。

安江 ……単純計算で8000円弱ですね。

恵利子 そうです。それで最初のメンターに「よくやったね」と半笑いで言われて。「ここまでやったんだから、値上げ一択。体が悲鳴をあげてるでしょ」と。5回くらい言われても腑に落ちなくて、「なんで100円を3か月59,800円にしなきゃいけないんですか、嫌われるのは嫌です」と抵抗していた時代です。

安江 でも結果的にシフトされたわけですよね。

恵利子 しました。そして良かったのは、やりきったということでした。「500円にしようかな」なんて思いつきもしないアホっぷりでしたけど。

安江 それが本質なんですよ。やりきれる人が少ないから、やりきるだけで勝ててしまう。しかも恵利子さんって、そういう意味では天才タイプじゃないんですよね。天才は最初から5万円でやると思うので。だからこそ再現性がある。

恵利子 後日談を添えると、あのとき100円で利用してくださった方が、のちに私の100万円の商品を購入されているんです。

安江 一気に黒字回収ですね。それって、お金以外のものをひたすら積んでいたからで。100万円以上の価値を感じさせるものがいくつもあったから、買いたいと思われたというだけの話なんですよ。目先の利益だけを取るのは、本当にもったいない


【質疑応答】副業を本業にするとき、気をつけることは?

副業を本業にしていく上で、気をつけたほうがいいことを教えてください。「辞める時期を先に決める」は解決済みとして、それ以外に何かありますか。

安江 僕が実際にやったのは、いくら必要かを書き出すことです。すると不安を消せるので。

26歳で税理士として開業したとき、お客さんはゼロでした。実績もないし、若さが悪いほうに作用することもある。独身だったので、月いくら稼げばとりあえず食えるのか、何にいくらかかるのかを全部手書きで書き出したんです。「30万円くらいあればなんとかなるかな」と出たら、「じゃあ月2〜3万円の顧問先を10社取ればいいのか」と。そこまで見えると、やることが明確になるし、「それならできそうだ」と思える。

恵利子 不安の因数分解は、書き出すが吉、ですね。

安江 そうです。人は勝手に、雪だるま式に不安を大きく幻想してしまうので。見える化は本当に大事です。保育園が始まるとき「保育料やばいんじゃない?」とふと思って、めちゃくちゃ計算しました。計算したら「これならいける」と分かって、やった、という話で。

恵利子 私からは環境ですね。未来の不安はほとんど思い込みです。まだ起きていないことにエネルギーを燃やす時間は、減らせば減らすほど稼げる。

安江 正直、離婚するかもと思って結婚する人はいないですからね。

恵利子 ……私だってそうですよ、3回目ですけど(笑)。結婚式のスピーチの「まさか」を毎日念頭に置いていたら、人生つまらないじゃないですか。だから私は、「何があってもこの人が周りにいれば大丈夫」という人を5人置くんです。

安江 その人たちがいると強いですよね。最悪、自分を信じなくても周りを信じておけばいい。

恵利子 自信も、経験値も、ネームバリューも、環境はお金で買えるんですよ。

安江 これはいいことだし、めちゃくちゃ平等だと思います。僕も「今」「1年後」「5年後」に一緒にいたい人を書き出しています。そのために自分は成長しなきゃいけない、稼がなきゃいけないと思えるので。いる人を決めるのは本当に大事ですし、買えるものは買ったほうがいい。コンサルって結局、学ぶものというより、その人とつながる権利ですからね。

恵利子 収入にも家庭にもプライベートにも我慢や焦りがあるのに、付き合う人が変わっていないなら、そこが問題なんです。その人間関係や環境を「お守り」だとしたら、そのお守りをいくらで買えるのか。


お金の使い方は、そのまま生き様になる

恵利子 一流の方や資産家の方と出会うようになって、いちばん学んだことがあります。本物の方たちは、売主がいちばん喜ぶ買い方しかしないんですよ。

安江 というと。

恵利子 即決です。それが売主がいちばん安心する買い方だと知っているから。だからずっとお金が循環するんですよね。

安江 お互いの印象にも残りますしね。逆に、自分にばかり矢印が向いている人は「ありがとうございます」「検討します」で濁して、最後の最後に「やっぱりダメでしょうか」と席をこじ開けてくる。

恵利子 自分はそれでいいかもしれないけど、逆サイドの人間がそれをどう見ているか。これも意外と金の真実です。

安江 全部つながっていますからね。そこまで見られないと、結局お金はやってこない。

恵利子 お金って生き物で、人から人へ渡るエネルギーですから。お金が喜ぶ使い方・流し方をしているかどうかは、潤沢の死活問題です。

安江 あり方が出ますからね、無意識で使っているからこそ。たとえば恋愛でも、付き合っている相手がどういうお金の使い方をするかを見ると、その人が分かってしまうくらいです。

恵利子 真実だな……。うちの三番目の夫のエピソードを添えますね。彼、フランス人でめちゃくちゃケチなんですよ。靴下に穴が開いても捨てさせてくれない。しかも親指じゃなくて、足裏に大きく穴が開いてるやつを。外に干すのが恥ずかしいレベルです。

安江 (笑)

恵利子 でもですよ。結婚指輪はサプライズで買ってきたんです。しかも桁違いの。「サイズは?」と聞いたら、寝ている間に糸で測っていたと。

安江 かっこいいですね。

恵利子 「なんでサプライズにしたの?」と聞いたら、「ずっとつけるものだし、恵利子とつけるものだから」って。しかもそれ、付き合っていた頃にジュエリーショップで私が「これいいな」と言ったデザインだったんです。私はとっくに忘れていました。普段は質素でも、大事なところには惜しまない。お金の使い方って、そのまま生き様なんですよ。

安江 そして希望のある話なのは、それは変えられるということです。今がダメだという話ではなくて。意識的に変えていけば、いずれ無意識でできるようになる。僕も恵利子さんも、変えてきた人間ですから。

恵利子 試食コーナーで自力で変えようとしても、爪楊枝ではひっくり返らないですからね。だから環境の力をお金で買うことを、潤沢クラブでは推奨しています。

安江 環境を変えることにお金を使える人が、結局うまくいくんですよね。講座を買うことが自己投資なんじゃなくて、環境や変化、成長、未来にお金を出すことが自己投資なので。そこは間違えてほしくないです。


第一夜のまとめ

初日から、これでもかというほど詰め込まれた83分でした。この日の要点を並べると——

  • 「お金があれば」は幻想。金額ではなく、向き合い方
  • ただし資本主義の日本では、お金がないと選択肢が狭まる
  • 守れば守るほど、お金は淀む。使わないお金に意味はない
  • 稼ぐことは、社会貢献であり、美しいこと
  • 稼ぐ一択、やるだけ(この8文字がすべて)
  • 無料しか受け取らない人は、無料しか売れない
  • 不安は書き出して見える化すれば、たいてい小さくなる
  • お金の使い方は、そのまま生き様になる

そして最後に二人が繰り返したのは、「聞くだけでは変わらない」ということでした。

安江 聞くだけじゃ結局変わらないので。せっかく4日間あるので、この4日の中だけでも変えていってもらいたいですし、最終日あたりには成長報告がほしいですね。

恵利子 なんなら次回にはほしいくらいです(笑)。今日聞いて刺さったエピソードのアウトプットでも、実際にやってみてどうだったという報告でも構いません。オープンチャットにどしどし書いてみてください。フィードバックをお返しします。

『お金の真実』はまだ始まったばかり。第二夜も、遠慮のない真実が飛び出しそうです。